お勉強メモ。とてもざっくり自分が思い出し易いように書いてます。 間違いなどあったら教えてくださいm( _ _)m
今回はXYZ表色系について。
XYZ表色系とは?
以前、RGB等色関数について説明しました。
RGB等色関数では、R値が負の値を取る範囲が存在しました。
しかし負の値を取るというのは何かと不都合があります。
そのため、RGB等色関数に負の値が出ないようにある行列を掛けて変換したものがXYZ等色関数です。
見ての通り負の値を取らなくなっています。
また、RGB原色を表す波長に行列をかけて変換したものをそれぞれXYZと呼びます。
これらは上述の通り、RGB等色関数の負の部分をなくすために変換しただけの存在しない色であるため、虚色と呼ばれます。
XYZ等色関数の取得方法
こちらで説明した通りRGB等色関数は実測値であるため、XYZ等色関数を得るには実測値を元にした値が必要です。
この値、すなわち各波長ごとのXYZの値は下記のサイトに載っています。
Colour matching functions
(2-deg XYZ CMFs transformed from the CIE (2006) 2-deg LMS cone fundamentals
のStepsizeとFormatを選択して値を取得します。)
これをグラフにプロットすると前節の図が得られます。