Unity2018.3でFBXからカメラの焦点距離やセンササイズをインポートできるようになっていたのでまとめました。
Unity2018.3.12
マニュアルの変更点
Unity2018.2とUnity2018.3のFBX Importerのマニュアルを比べると、カメラのインポートの項目が変更されていることがわかります。
Unity2018.2まではインポートできるのはProjection、Field of View、Clipping Planeだけです。
Unity2018.3ではこれらに加えてPhysical Camera関連の値がインポートできるようになっています。
Physical Cameraとは?
Physical CameraとはUnity2018.2から入った機能で、
イメージセンサのサイズや焦点距離を設定することでCameraを現実のカメラのように扱えます。
詳細は次の記事で紹介していますので必要に応じて参照してください。
Physical Cameraをインポートしてみる
それでは実際にPhysical Cameraをインポートしてみます。
まずBlenderでCameraを作ります。
センササイズと焦点距離は次のように設定しておきます。
これをUnityに取り込んでみます。
結果、自動的にPhysical Cameraがオンになり、センササイズや焦点距離がインポートされていることが確認できました。