【Unity】【Localization】iOS/Androidのアプリ名などをローカライズする

UnityのLocalizationパッケージでiOSAndroidのアプリ名などをローカライズする手順をまとめました。

Unity 2020.3.15f2
Localization 1.2.1

はじめに

Localizationパッケージには、iOSAndroidのアプリ名などをローカライズする機能が標準で備わっています。
本記事ではこの機能の使い方についてまとめます。

Localizationパッケージの基礎知識については別途以下の記事にまとめていますので、必要に応じて参照してください。

light11.hatenadiary.com

iOSのアプリ名をローカライズする

iOSのアプリ名のローカライズは以下の手順で行います。

  • Project Settings > Localization
  • Metadataの+ボタン > iOS > AppInfo
  • Short NameとDisplay Nameを設定する

f:id:halya_11:20220406192826p:plain
iOSのアプリ名をローカライズ

iOSのアプリ名のローカリゼーションはInfo.Plistのバリアントにより実現されるため、この設定によりInfo.Plistがローカライズされた形で出力される結果になります。
Short NameはInfo.PlistのCFBundleNameに、Display NameはInfo.PlistのCFBundleDisplayNameにそれぞれ対応しています。

出力されたXCodeプロジェクトを見るとこんな感じになっています。

f:id:halya_11:20220406192923p:plain
XCode

なおiOSではアプリ名以外にもCamera Usage Descriptionなどいくつかの項目がローカライズできます。

Androidのアプリ名をローカライズする

Androidのアプリ名のローカライズは以下の手順で行います。

  • Project Settings > Localization
  • Metadataの+ボタン > Android > AppInfo
  • Display Nameを設定する

f:id:halya_11:20220406193042p:plain
Androidのアプリ名をローカライズ

Androidのアプリ名は、ビルドプロセスで言語に対応したstring.xmlを出力することで実現されます。
実際にstring.xmlを見てみると以下のような感じになっています。

f:id:halya_11:20220406193117p:plain
string.xml

なおAndroidはアプリ名以外にもアイコンのローカライズに対応しています。

関連

light11.hatenadiary.com

参考

docs.unity3d.com

docs.unity3d.com