【VSCode】任意の拡張子やファイル名を指定したファイル形式として取り扱う方法

VSCodeで任意の拡張子やファイル名を指定したファイル形式として取り扱う方法です。

Visual Studio Code1.55.1

やりたいこと

VSCodeではファイルの拡張子に応じて適切なファイル形式が紐づき、
自動補完や検索、オートフォーマット、エラー分析などが適用されます。

いま、デフォルトの拡張子以外の拡張子についてファイル形を適用することを考えます。
適用方法は二種類あるので以下でそれぞれについてまとめます。

Settingsから編集する方法

一つ目はSettingsから編集する方法です。
まずFile > Preferences > Settings > User > Text Editor > Filesを開きます。
次にAssociationsのItemに適用したいファイルのパターンを、Valueに適用したいファイル形式を入力します。

f:id:halya_11:20210412120718p:plain
Settingsを編集

上記ではussという拡張子を持つファイルをcssに紐づけています。

settings.jsonを直接編集する方法

上記の設定はsettings.jsonに保存されるのですが、これを直接編集する方法もあります。

  1. Ctrl + Shift + P (MacはCommand + Shift + P)
  2. Preferences: Open Settings (JSON) を検索して選択
  3. Jsonを以下のように編集
{
    "files.associations": {
        "uss": "css"
    }
}

任意のファイル名でも指定可能

上記では任意の拡張子をファイル形式と紐づけましたが、
たとえば以下のように設定することで任意のファイル名をファイル形式と紐づけることができます。

{
    "files.associations": {
        "uss_*": "css"
    }
}

この例ではuss_という接頭辞で始まるファイルをcssに紐づけています。

UserとWorkspace

さてここまでの例では設定値をユーザ毎の設定として保存しています。
よってこれらの設定そのPC内でのみ有効となります。

設定を他のユーザと共有するためには、Workspaceの設定として保存する必要があります。
Workspaceの設定を編集するためには、以下のようにWorkspace用の設定ファイルを開きます。
File > Preferences > Settings > Workspace > Text Editor > Files

Ctrl + Shift + Pで検索する場合にはPreferences: Open Workspace Settings (JSON)を選択します。