【Unity】【Localization】ローカライズ文字列をCSVに入出力する

UnityのLocalizationパッケージでローカライズ文字列をCSVに入出力する方法についてまとめました。

Unity 2020.3.15f2
Localization 1.2.1

はじめに

本記事では、UnityのLocalizationパッケージでローカライズ文字列をCSVに入出力する方法についてまとめます。

Localizationパッケージの基礎知識については以下の記事にまとめていますので、必要に応じて参照してください。

light11.hatenadiary.com

CSVとして出力する

ローカライズ文字列をCSVとして出力するにはまず、Window > Asset Management > Localization Tablesを開きます。
次に右上のメニューからExport > CSV...を選択します。

f:id:halya_11:20220330193601p:plain
Export CSV

すると以下のようにCSVがエクスポートされます。

f:id:halya_11:20220330193612p:plain
CSV

なお上記メニューのCSV...の代わりにCSV(With Comments)...を選択すると、以下のようにコメント付きでエクスポートできます。

f:id:halya_11:20220330193621p:plain
CSV with comments

ちなみにコメントは各エントリのMetadataとして設定できます。

f:id:halya_11:20220330193700p:plain
コメント

CSVからインポートする

次にCSVからインポートしてみます。

まず、前節でエクスポートしたのと同じフォーマットでCSVを作成します。
KeyとID以外は全てオプションになるので、必要なカラムだけ用意すればOKです。

f:id:halya_11:20220330193733p:plain
CSV

次にLocalization Tablesウィンドウ右上のメニューからImport > CSV...を選択します。

f:id:halya_11:20220330193749p:plain
Import

あとは先程のファイルを選択すればインポート完了です。

なお上記の方法では既に存在しているエントリの情報は全てCSVの情報で上書きされます。
もし既存のエントリにCSVの情報を追加したい場合には上記メニューでCSV(Merge)...を選択します。

CSVインポート・エクスポート設定

String Table CollectionアセットのExtensionsにCsv Extensionを追加すると、細かくCSVのインポート・エクスポート設定を行うことができます。

f:id:halya_11:20220330193822p:plain
Csv Extension

この設定によりカラム名を変更できたり、IDをエクスポート対象として含めるかどうかの設定ができたりします。

f:id:halya_11:20220330193834p:plain
Csv Extension

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