Unity2022.1 からDisplay StatsでCPU/GPUの処理時間が見れるようになったので情報をまとめました。
Unity 2022.2.0b4
URP 14.0.3
Display Stats とは?
Display Statsの前にまず、Unity2021.2 で Rendering Debugger という機能が追加されました。
これを使うと、法線情報を見たり深度値を見たりと、描画に関する様々なデバッグをできます。
Unity 2022.1 からはこの Rendering Debugger の機能の一部として、Display Stats が追加されました。
Display Stats を使うと、フレームレートやCPUの各スレッドにおける処理時間、GPUの処理時間といった情報を可視化できます。
エディタでの使い方
エディタで Display Stats を表示するには、再生中に Ctrl+Backspace (Mac は Ctrl+Delete) を押下します。
以下のように Game View に Display Stats が表示されることを確認できます。
実機での使い方
実機で Display Stats を見るためには少し準備が必要です。
まず、Display Stats は Development Build でのみ有効となるため、Build Settings から Development Build にチェックを入れます。
次に、Player Settings から Frame Timing Stats にチェックを入れます。
この状態でビルドを行い、アプリを再生します。
モバイルアプリの場合は、三本指タップを2回行うことで Display Stats を表示することができます。