Pythonをインストールしてスタンドアロン環境で実行できるexeを作るまでの手順です。
Python3.7.2
インストール
次の記事を参考にインストールしてみます。
ダウンロードページはこちら。
ただしLooking for a specific release?
からじゃないと64bit版をDLできなかったので注意。
Downloadをクリック > Windows x86-64 executable installerをダウンロードしてインストールします。
対話形式で実行してみる
インストール出来たらさっそく実行してみます。
IDLE(公式のIDE)を起動します。
I起動するとシェルウィンドウが出るので、print("example")
と入力します。
example
と表示されればOK。
ちなみにTab押すと補完してくれるっぽいです。
pyファイルにして実行
次にpyファイルを作ってみます。
IDLEからFile > New Fileを選択し、次のように入力します。
a = 3 + 5 print(a) input("wait input...")
Run > Run Moduleで実行して、正常な結果が出ればOKです。
あとは拡張子を.pyにして保存します。
保存したファイルをダブルクリックでも実行できます。
スタンドアロンで実行できるようにする(インストール編)
次にpythonがインストールされていない環境でも実行できるようにします。
ツールは色々あるようですがPyInstallerがポピュラーっぽいのでこれを使います。
コマンドプロンプトからpip install pyinstaller
と打ってみます。
パスが通ってればこれだけでインストールできますが、エラーが出た場合は下記の手順でパスを通します。
パスを通せたら改めてpip install pyinstaller
と打ってインストールを完了させます。
スタンドアロンで実行できるようにする(ビルド編)
PyInstallerをインストール出来たらコマンドプロンプトを開いてcdでpyファイルの位置まで移動します。
移動したら下記のようにコマンドを入力します。
pyinstaller Xxx.py --onefile
pyファイルと同階層にdistというフォルダができるのでその中のexeを実行します。
pyファイルの実行結果と同じになればOKです。
ちなみにコンソールアプリじゃない場合は--noconsole
オプションも付けたほうが良さそうです。