VRoidのサンプルモデルをUnityで使う手順をまとめました。
Unity2021.2b
はじめに
VRoidは人型の3Dモデルを簡単に作成できるサービスです。
本記事ではVRoidで作られた3DモデルをUnityに取り込んで扱うまでの手順をまとめます。
モデルは公式に配布されている以下のサンプルモデルを使用します。
UniVRMをインストールする
VRoidのモデルを使うにはまずUniVRMというUnityでVRMを動かすための実装一式をインストールする必要があります。
Unityのpackage.jsonのdependenciesに以下を追記することでインストールできます。
"com.vrmc.vrmshaders": "https://github.com/vrm-c/UniVRM.git?path=/Assets/VRMShaders#v0.80.0", "com.vrmc.unigltf": "https://github.com/vrm-c/UniVRM.git?path=/Assets/UniGLTF#v0.80.0", "com.vrmc.univrm": "https://github.com/vrm-c/UniVRM.git?path=/Assets/VRM#v0.80.0",
末尾のバージョンは適宜書き換えてください。
モデルをダウンロードして取り込む
つぎにサンプルモデルを以下のページからダウンロードします。
Unityに戻り、上部のメニューからVRM0 > import
を選択します。
ファイル選択ウィンドウが現れるので先ほどダウンロードしたVRMファイルを選択します。
保存するフォルダを聞かれるので適当なフォルダを作成してインポートします。
選択したフォルダ配下にPrefabが作成されるので、これをシーンに配置すればモデルが使用できます。
GameObjectにはAnimatorがアタッチされており、Humanoidのモーションが使用できます。