Cinemachineで最大8個のカメラを一度にブレンドできるMixing Cameraの使い方をまとめます。
Unity2018.4.0
Cinemachine2.2.9
はじめに
この記事ではCinemachineのMixing Cameraについて説明します。
Cinemachineの基本的な使い方やVirtual Cameraの設定方法は本記事では説明しません。
これらは以下の記事にまとめていますので、必要に応じて参照してください。
Mixing Camera?
CinemachineのMixing Cameraは複数のVirtual Cameraをまとめて
一つのVirtual Cameraのように振舞わせるManager Cameraという機能の一つです。
Mixing Cameraを使うと、最大8個のカメラをウェイトを指定して一度にブレンドできます。
使い方
Mixing Cameraを使うにはまず上部のメニューからCinemachine > Create Mixing Cameraを選択します。
Hierarchy上にMixing Cameraと、その子としてVirtual Cameraが生成されます。
子のVirtual Cameraにはそれぞれ位置やターゲットを設定しておきます。
必要に応じて最大8個まで増やせます。
Virtual Cameraが作れたら、次にMixing CameraのInspectorを編集していきます。
Child Camera Weightsに各カメラの重みを入力するとその重みに応じてカメラの位置や回転やFOVなどがブレンドされます。
結果
重みに応じてブレンドされるカメラが作れました。