Unityで作ったiOSアプリのCPUの処理負荷をXCodeで計測する方法です。
Unity2019.1.0
UnityのDevelopment BuildでiOSアプリをビルドする
XCodeでCPUの処理負荷を計測するにはまずUnity側でDevelopment Buildをする必要があります。
iOSのBuild SettingsのDevelopment Buildにチェックを入れた状態でビルドします。
XCodeのプロジェクトを設定する
まずProduct > Scheme > Edit SchemeでScheme編集ウィンドウを開きます。
そしてBuild ConfigrationをDebugに設定します。
次にBuild Settings > Build Options > Debug Information FormatをDWARF with dSYM Fileに変更します。
プロファイリング
上記の設定が終わったら端末をつないでProduct > Profileを選択してビルドします。
ビルドが完了するとInstruments選択画面が出てくるのでTime Profilerを選択します。
TimeProfilerが開かれたら左上のレコードボタンからプロファイルを開始できます。
するとCPU負荷が表示されます。左下にはもっとも重い処理が表示されます。
上部のグラフ部分をドラッグするとその期間だけの負荷をプロファイルできます。
画面下部では特定のメソッド名を選択して右側の矢印をクリックすると、そのメソッド以下のみプロファイリング対象にできます。
つまりそのメソッド内でもっとも重い処理を表示することができます。