UnityNaturalMCPで作ったカスタムツールをMCP Inspectorで動作確認する方法です。
Unity6000.2.0f1
UnityNaturalMCP 0.5.0
MCP Inspector 0.16.5
UnityNaturalMCPとは?
UnityNaturalMCPはUnityエディタを操作するためのMCPサーバです。
基本的な使い方は以下の記事で解説しています。
このUnityNaturalMCPの特徴として、C#で独自のMCPツールを作成できるという点があります。
独自のMCPツールを作る方法は以下の記事で紹介しています。
本記事では、このように独自のMCPツールを作った時の動作確認を、Claude Codeなどを通さずにMCP Inspectorというツールから簡単に行う方法を紹介します。
上記の記事で作ったカスタムツール(ScriptableObjectTools)についてのテストを行いますので、必要に応じて上記の記事を参照してください。
MCP Inspectorを使ってデバッグする
MCP InspectorはMCPサーバをテスト・デバッグするためのツールです。
起動方法はいくつかあるのですが、本記事では最も手軽な方法を紹介します。
まず以下のnpxコマンドをTerminalに打ち込みます。
npx @modelcontextprotocol/inspector
するとブラウザが立ち上がり以下のページが表示されるので、Transport TypeをStreamable HTTPにしてURLにUnityNaturalMCPのURLを打ち込み、Connectボタンを押下します。
UnityNaturalMCPのURLについては起動時にConsoleにStarted MCP server at http://localhost:56780/mcp/のように出力されます。

接続されると右側のペインの表示が変わるので、ToolsタブのList Toolsボタンを押下します。

するとツールの一覧が表示されます。
UnityNaturalMCPのデフォルトツールの中に、独自で作成したツールが見つかるはずなのでこれを選択肢、パラメータを入力してRun Toolを押下します。

実行が成功するとResultが表示されます。

今回はScriptableObjectを作成するツールなので、Unityを見ると実際にアセットが作成されていることを確認できます。
