Codex CLIでUnity Natural MCPを使ってUnityのコンパイルエラーチェックをさせる手順です
Codex CLI 0.34.0
UnityNaturalMCP 0.5.0
Unity 6000.2.0f1
はじめに
本記事ではCodex CLIにUnity Natural MCPを設定して、Unityのコンパイルエラーをチェックさせる手順についてまとめます。
以前以下の記事にClaude Code版をまとめましたが、CodexはStreamable HTTPに対応していないこともあり若干手順が増えるので改めてまとめます。
インストール・セットアップ
Unity Natural MCPのインストールとセットアップ手順については以下の記事と変わらないのでこちらの「インストール・セットアップ」を参照してください。
Codex CLI にMCPを設定する
次にMCPを設定していきます。
Codexはstdioベースのやり取りだけをサポートしており、Claude Codeのように--transport http
を指定して直接HTTPサーバーに繋ぐことはできません。
このため、Unity Natural MCPで用意されているブリッジを介して、Codex側にはstdioで、内部的にはHTTPで対話できるようにする必要があります。
これを行うにはまず、以下の mcp-stdio-to-streamable-http (Unity Natural MCPのREADMEからリンクされているリポジトリ)から最新のリリースをダウンロードします。
ダウンロードしたzipファイルはこれを適当なフォルダに展開します。
次に、CodexのConfigファイル ~/.codex/config.toml
に以下を追記します。
※ argsのパスは上記を展開したパスに書き換えてください。
[mcp_servers.unity_natural_mcp] command = "node" args = ["/Users/UserName/mcp-stdio-to-streamable-http/dist/index.js"] env = { MCP_SERVER_IP = "localhost", MCP_SERVER_PORT = "56780" }
動作確認
「UnityNaturalMCPを使えるか確認して」と指示して問題なさそうなら接続完了です。
Unityのコンパイル、アセットのリフレッシュやテストの実行を指示すればそれらを実行してくれることを確認できます。
もしCodexを起動してちょっとしてから「🖐 MCP client for unity_natural_mcp
failed to start: request timed out」みたいなメッセージがでた場合は接続に失敗しています。
その場合Terminalで以下のように実行するとエラーの詳細がわかるので、AIに聞いて解決しましょう
※ パスは適宜書き換えてください。
export MCP_SERVER_IP="localhost"; export MCP_SERVER_PORT="56780" node /Users/UserName/mcp-stdio-to-streamable-http/dist/index.js