ゲーム開発に必要な三角関数の知識をまとめてみました。
基礎的な内容が多いですが一応。
暗記すること
次の図で説明します。
上図において、次の式が成立します。
三角関数で暗記が必要な項目はこの3つだけです。
と、の関係
と 、 の関係は、前節の式から導けます。
つまり、
となります。
逆関数 、、
まず、上記の内容から次の式は自明です。
ここでの逆関数をとすると、
となります。
算術演算クラスには大抵、、が存在するので、これらを用いて逆関数の計算をすることができます。
角度を求める時に便利な
前節の を使うと、座標と座標から角度を求められるので便利です。
ただし上記の関数は、
- (第一象限)と(第三象限)との区別がつかない
- xが0だとゼロ除算になるので判定が必要になる
というように使いづらいです。
そこで登場するのが という関数です。
これは上述の二つの問題点を吸収する関数で、第一引数に、第二引数にを与えることで角度を得ることができます。