Unity2020.1からProfilerがスタンドアロンで起動可能になり、プロファイリング時のノイズを減らすことができるようになりました。
はじめに
Unityには以前から処理負荷を計測できるProfilerという機能が実装されています。
これは便利なのですが、Unityエディタで実行した場合にはゲームに関係ない
Unityエディタの処理負荷まで計測されてしまい、それらがノイズになってしまう問題がありました。
そこでUnity2020.1からはこのProfilerをスタンドアロンで起動できるようになりました。
スタンドアロンで起動するとエディタの処理負荷が計測されないため、より実態に近いパフォーマンス計測ができます。
起動方法
起動方法は簡単で、Window > Analysis > Profiler(Standalone Process)
を選択するだけです。
すると下図ようなダイアログが表示されます。
スタンドアロンProfilerの説明と、起動に少し時間が掛かる旨の警告なのでOKを押して起動します。
Unityとは別プロセス(別ウィンドウ)としてProfilerが立ち上がれば成功です。
使い方は従来のProfilerと同様なので割愛します。
なお今までのスタンドアロンではないProfilerは引き続きWindow > Analysis > Profiler
から起動できます。